品種のはなし
紅はるかとは|干し芋に向く理由と特徴

干し芋売り場でよく見かける「紅はるか」。いま最も人気のさつまいも品種で、干し芋との相性は抜群です。その理由を紹介します。
紅はるかとは
紅はるかは、2010年に品種登録された比較的新しいさつまいもです。「ほかの品種よりはるかに優れている」ことが名前の由来とも言われ、登録から短い間に全国へ広まりました。いまでは焼き芋や干し芋の主役として、もっとも人気のある品種のひとつです。
干し芋に向く3つの理由
- 糖度が高い — 加熱や貯蔵で糖が増え、蜜のような甘さになる
- ねっとり系の食感 — 干し芋にするとしっとり・もっちり仕上がる
- 美しい黄金色 — 干し芋にしたときの見た目も良い
ほくほく系のさつまいもより水分と糖を多く含むため、干し芋にすると甘みと食感がぐっと引き立ちます。
ほかの品種との違い
かつて干し芋の主役だった「玉豊(たまゆたか)」は、素朴であっさりした甘さ。これに対し紅はるかは、濃厚でねっとりとした甘さが特徴です。同じねっとり系では「シルクスイート」や「安納芋」も人気ですが、紅はるかはバランスのよい甘さと食感で、干し芋にしたときの完成度が高い品種です。
阿蘇山麓で育つ紅はるか
「阿蘇山麓の蜜いも」は、阿蘇の火山灰土壌で育った紅はるかだけを使っています。水はけのよい土と寒暖差のある気候が、紅はるか本来の甘さをさらに引き出します。