産地のはなし
干し芋の産地|茨城と九州・熊本のちがい

干し芋の産地というと、多くの人が思い浮かべるのは茨城県。でも、さつまいもそのものの名産地は九州にあります。産地ごとの違いを知ると、干し芋選びがもっと楽しくなります。
干し芋の本場・茨城
じつは干し芋の生産量は茨城県が全国の大半を占める圧倒的な本場。温暖で乾いた冬の気候が、平干しの天日乾燥に向いていたことから、古くから干し芋づくりが根づきました。「干し芋といえば茨城」というイメージは、この長い歴史から来ています。
さつまいもの一大産地・九州
いっぽうで、原料となるさつまいもの生産量で日本一なのは鹿児島県。シラス台地とよばれる火山灰の土壌が水はけよく、さつまいも栽培に理想的だからです。九州はまさに“芋どころ”。良質な原料が身近にあるという強みがあります。
阿蘇・熊本産という選択
その九州のなかで、熊本・阿蘇の山麓もまた、火山灰土壌に恵まれた土地です。世界最大級のカルデラがもたらした水はけのよい土は、さつまいもを甘く育てます。
- 土 — 阿蘇の火山灰土壌(黒ぼく土)で、根に養分がたっぷり
- 品種 — いま人気No.1の紅はるかを主役に
- 気候 — 昼夜の寒暖差が甘みを乗せる
「阿蘇山麓の蜜いも」は、この熊本・大津の産地の力を活かした干し芋です。産地の物語ごと味わっていただけます。